皆さん、中学校の英語の授業で「過去形」について学びましたよね。
今回は英語の「過去形」について学んでいきます。
英語の「過去形」とは!?
英語の過去形とは、過去の動作や状態を表すときに使います。
「昨日は雨だった」や「公園に行った」など、「〜だった」・「〜した」と表現したいときに過去形を使います。
それでは、動詞の過去形について見ていきましょう。
be動詞の過去形
be動詞といえば「is・am・are」で、「〜です」と意味があります。
この過去形である「was・were」には「〜でした」という意味があります。
「was」は I や he、sheなど、主語が一人称の時に使います。
私はここにいる。
I was there.
私はここにいた。
彼は親切だ。
He was kind.
彼は親切だった。
それに対して、「were」はyouやtheyなど、主語が二人称以上の時に使います。
君は疲れている。
You were tired.
君は疲れていた。
一般動詞の過去形
一般動詞はbe動詞に比べて数が多いです。
そのため、一般動詞の過去形にはいろんな種類があります。
・動詞の後ろにedやdをつける
動詞の後ろに「ed」をつけることで過去形にすることができます。
また、likeやhopeなど「e」で終わる単語には「d」をつけて過去形にすることができます。
そして、playやtryなどの「y」で終わる単語には要注意です。
playなどの「母音+y」で終わる単語には「ed」をそのままつけることができます。
それに対して、tryなどの「子音+y」で終わる単語は「y」を「i」に変えてから「ed」をつけることで過去形にすることができます。
昨日、野球をした。
・過去形が不規則に変わる
動詞の中には過去形が不規則に変化するものがあります。
例えば、「make」の過去形は「maked」ではなく「made」となります。
同じように、「sit」の過去形「sat」や「write」の過去形「wrote」、「teach」の過去形「taught」などがあります。
このように動詞には過去形になるとき、不規則に変化するものがあるので注意しておきましょう。
彼はこの本を書いた。
・元の形と過去形が同じ形
動詞の元の形と過去形が同じものもあります。
例えば、「cost」の過去形は「cost」、「cut」の過去形は「cut」、「put」の過去形は「put」となります。
昨日、机に置きました。
過去形の否定形
次は、過去形の否定形について見ていきましょう。
否定文の形は現在形の場合と全く同じです。
「主語 + did not + 動詞の元の形 + 〜」で完成です。
例えば、「私は昨日勉強をしなかった」と言いたいときは、
I did not study yesterday.
となります。
このとき、動詞が過去形ではなく元の形になっていることに注意しましょう。
ちなみに、「did」は「do」の過去形となります。
また、「did not」は短縮して「didn’t」と表すこともできます。
僕は何も言いませんでした。
過去形の疑問形
次は、過去形に疑問形についてです。
疑問形も否定形と同じように、文の形は現在形の場合と全く同じです。
「Did + 主語 + 動詞の元の形 + 〜 ?」で完成です。
例えば、「あなたは昨日勉強しましたか?」と聞きたいときは、
Did you study yesterday ?
となります。
もし、「はい、勉強しました」と言いたいときは
Yes, I did.
もし、「いいえ、勉強してません」と言いたいときは
No, I did not(didn’t).
と表すことができます。
– Yes, I did. / No, I didn’t.
今朝は早起きしましたか?
– はい、起きました / いいえ、起きてません
動詞はまだまだ変化する!?
これまで、動詞の過去形について見ていきました。
動詞は過去形になると形が変わりました。
しかし、実は過去形の他にも動詞は変化することができるんです。
それが「現在完了形」です。
「〜したことがある」という経験や「〜してしまった」という完了などの意味を表すことができます。
動詞を現在完了形にするとき、過去形のときと同じように形が変化します。
現在完了形については別の記事で詳しく紹介する予定です。
お楽しみに!