皆さん、海外で病気にかかったことはありますか?
海外で病気にかかった場合、自分の症状を英語で説明できますか?
そこで、今回は風邪やインフルエンザなどの病気について英語で学んでいきます!
風邪
風邪は英語で「cold」と言います。
風邪を引くは「catch a cold」、風邪を引いているという状態は「have a cold」と表現します。
I caught a cold.風邪を引きました。
I have a cold.
風邪を引いています。
みなさんもご存知の通り、「cold」には「寒さ、寒い」という意味もありますが、「風邪」の意味も持っています。
ただ、風邪の場合の「cold」は数えることができますが、寒さの場合の「cold」は数えることができません。
I don’t like colds.風邪は好きじゃない。
I don’t like the cold.
寒いのは好きじゃない。
熱
熱は英語で「fever」と言います。
これも風邪の場合と同じく、熱があるは「have a fever」と言います。
I may have a fever.熱があるかもしれない。
また、熱を測る際には体温計が必要ですよね。体温計は英語で「thermometer」と言います。
「thermo」は「温度、熱」、「meter」は「計り」という意味があります。
体温計を借りたいときは次のように言うことができます。
May I borrow a thermometer ?体温計を借りてもいいですか?
I would like to take my temperature.
体温を計りたいです。
腹痛
腹痛は英語で「stomachache」と言います。少し難しい単語ですよね。
「stomach」は「胃、お腹」、「ache」「痛み」という意味があります。
この「ache」はとても万能な単語でいろんな痛みを表すことができます。
・headache:頭が痛い
・toothache:歯が痛い
・backache:背中が痛い
このような物理的な痛みも表せるのはもちろん、この「ache」は心理的な痛みを表すこともできます。
・heartache:心が痛い
・earache:耳が痛い
stomachacheも今までと同じようにhaveを付けることで「お腹が痛い」と表すことができます。
I have a stomachache.お腹が痛いです。
打撲
打撲は英語で「bruise」と言います。
この「bruise」は打撲という名詞の意味に加えて、「打撲させる」という動詞の意味もあります。
もし腕や足を打撲したときには次のように言うことができます。
I bruised my arm(leg).腕(足)を打撲しました。
直訳すると「私は自分の足を打撲させました」ですが、これで打撲したことを表現できます。
ちなみに捻挫は「sprain」、骨折は「fracture/broken bone」と言います。
すり傷
すり傷は英語で「scratch」と言います。
日本には「スクラッチ」という宝くじがありますが、あれは銀箔をコインで引っかくことでくじを引くことができます。
この「引っかく」を英語では「scratch」と言います。
すり傷は肌が物に引っかかれることでできる傷なので、「scratch」と表現することができます。
I got a scratch.すり傷ができました。
嘔吐下痢
嘔吐下痢は英語で「vomiting diarrhea」と言います。少し聞きなれない言葉が連続していますね。
「vomiting」とは動詞「vomit」にingがついて名詞となったものです。
「vomit」は「吐く、もどす」、「diarrhea」は「下痢」という意味があります。
ただ、公の場ではたとえ下痢であっても「下痢です」とは言わず、「お腹が痛い」ですという方が良いです。
下痢の時は、「I have a stomachache.」と相手に伝えましょう。
ちなみに、食べ物が合わなかったと言いたい時にはどう表現すれば良いのでしょうか?
これは「agree with」を使って表すことができます。
The milk doesn’t agree with me.牛乳は私に合いません。
以上、身近な病気を英語でご紹介しました。
もし、海外のお友達が病気になったときは「Take care !」(お大事に!)と言ってあげましょう。