皆さん、コーヒーはお好きですか?

コーヒーは世界で最も多くの国で飲用されている飲み物の一つです。

赤道近くに位置する約70箇国で生産され、アメリカ、ヨーロッパ、日本など全世界に輸出されています。

今回はコーヒー豆について、英語で学んでいきます!

 

ブルーマウンテン

ブルーマウンテンは英語で「Blue Mountain」と言います。

ブルーマウンテンはジャマイカにあるブルーマウンテン山脈で栽培されている世界最高級のコーヒー豆です。

ブルーマウンテンはその品質を保証するため、農林省の管轄である「コーヒー産業公社(CIB)」(Coffee Industry Board)が厳しいチェックを行なっています。

チェックされたブルーマウンテンは「No.1」「No.2」「No.3」「ピーベリー」「トライアージ」とランク付けされて出荷されます。

ピーベリーは英語で「Peaberry」、トライアージは英語で「Triage」と言います。

 

Blue Mountain is checked strictly by CIB.

ブルーマウンテンはCIBによって厳しくチェックされています。

 

コナ

コナは英語で「Kona」と言います。

コーヒー豆が栽培されている、ハワイ島のコナという地区の名前に由来しています。

コナコーヒーはブルーマウンテンと並んで、世界最高級のコーヒー豆です。

一般的にコーヒー豆はサイズが大きければ大きいほど、完熟度が高く良い味になります。

コナコーヒーはそのサイズによって、「エクストラファンシー」「ファンシー」「プライム」とランク付けされます。

「fancy」は「派手な、上等な」「prime」は「最良の、すばらしい」という意味があります。

 

Kona was ranked according to its size.

コナはそのサイズによってランク付けされます。

 

モカ

モカは英語で「mocha」と言います。

この名前はコーヒーを海外に出荷していた、イエメンにあるモカ港に基づいています。

この港ではイエメン産の豆はもちろん、対岸に位置するエチオピア産の豆も出荷しています。

しかし、モカにもいくつが種類があり、その名前も産地によって少し変わります。

イエメン産の豆は「モカ・マタリ」、エチオピア産の豆は「モカ・ハラー」、両方がブレンドされたものは「モカ・ジャバ」と言われています。

それぞれ、英語で「Mocha Mattari」「Mocha Harrah」「Mocha Java」となります。

 

Mocha has three kinds, Mocha Mattari, Mocha Harrah and Mocha Java.

モカはモカ・マタリとモカ・ハラー、モカ・ジャバの3種類があります。

 

マンデリン

マンデリンは英語で「Mandeline」と言います。

マンデリンはインドネシアで栽培される希少性の高いコーヒー豆です。

インドネシアの民族であるマンダリン族が栽培していたことから、この名前がつけられました。

マンデリンの品質は「SG(Super Grade)」「Standard Grade」に分類され、Standard Gradeは「G1」から「G5」まで、さらに細かくランク付けされます。

自家焙煎をしているコーヒー屋さんは「G1」を扱っていることが多いです。

 

Mandeline was cultivated by the Mandelyn.

マンデリンはマンデリン族によって栽培されていました。

 

トラジャ

トラジャは英語で「Toraja」と言います。

実はこのトラジャコーヒー、日本とゆかりのあるコーヒー豆なんです。

18世紀、インドネシア・スラウェシ島で栽培されていたトラジャコーヒーはオランダの貴族の間で流行するほどの名品でした。

しかし、第二次世界大戦により産地が被害を受け、死滅したと言われていました。

幻のコーヒー、トラジャを復活させたのは日本のキーコーヒーという会社でした。

彼らはスラウェシ島中を探し回り、細々と受け継がれていたトラジャを発見します。

1978年、現地の農家の協力もあり、トラジャコーヒーはついに復活。

キーコーヒー株式会社は現地農家と契約を結び、フェアトレードの仕組みを作り上げました。

 

Toraja revived because of a Japanese company.

トラジャはある日本の企業によって復活しました。

 

スプレモ

スプレモは英語で「Supremo」と言います。

Supremoはスペイン語で「最高級」という意味があります。

コロンビア・アンデス山脈で栽培されたスプレモはその甘い香りとまろやかな口当たりが売りです。

山岳地帯は火山灰を多く含み、保湿力に優れているのでコーヒー豆が育ちやすいんです。

コロンビアで収穫されたコーヒー豆はサイズによって、スプレモ「Supremo」エキセルソ「Excelso」に分類されます。

 

Coffee beans are classified to Supremo or Excelso by their size.

コーヒー豆はそのサイズによってスプレモとエキセルソに分類されます。

 

ケント

ケントは英語で「Kent」と言います。

現在でもコーヒー農園の頭を悩ませる「サビ病」。

この病害はコーヒーの葉にカビ菌が付着し、生育を止め最後は木を枯らしてしまうという恐ろしい疫病です。

1920年にインドで発見されたケントはサビ病に強く、インドをはじめケニア、タンザニアに広まりました。

 

Kent is strong against a plague.

ケントは疫病に強いです。

 

ブルボン

ブルボンは英語で「Bourbon」と言います。

イエメンからフランス領・ブルボン島に持ち込まれた豆が突然変異して誕生したとされる品種です。

丸型で小粒の豆で香りやコク、甘味に定評があります。

病害虫に弱く収穫量が安定しないため品種改良の交配種としてよく用いられます。

 

Bourbon is know as a hybrid.

ブルボンは交配種として知られています。

 

ムンド・ノーボ

ムンド・ノーボは英語で「Mundo Novo」と言います。

生産量が安定しない・病害虫に弱いという欠点をもつブルボンを品種改良した品種です。

成長速度が速く、生産量も多いのでブラジルを代表する品種として流通するようになりました。

 

Mundo Novo is bred from Bourbon.

ムンド・ノーボはブルボンを品種改良したものです。

 

アマレロ

アマレロは英語で「Amarello」と言います。

Amarelloはポルトガル語で「黄色」という意味があります。

アマレロの特徴はその黄色の実です。

一般的なコーヒーの実は赤色ですが、アマレロの実は黄色です。

アマレロはブルボンと比較して樹高が低いので栽培しやすく酸味と甘味、コクが強くでます。

 

The fruit of Amarello is yellow.

アマレロの果実は黄色です。

 

カツーラ

カツーラは英語で「Caturra」と言います。

カツーラはブラジルで発見されたブルボンの突然変異種です。

アマレロと同じく、黄色の実が特徴です。

低気温や病害虫に強いと言われていましたが、ブラジルの気候に合わず、現在では主にコロンビアやコスタリカで栽培されています。

やや強い酸味と渋味が特徴です。

 

The fruit of Caturra is yellow just like that of Amarello.

カツーラの実はアマレロと同じように黄色です。

 

カツアイ

カツアイは英語で「Catuai」と言います。

ムンド・ノーボは生産量が高いのですが、樹高が高いという欠点を持っています。

それを補うためにカツーラと品種改良されて作られたのが「カツアイ」という品種です。

この改良により生産性が向上し、病害虫にも強いカツアイが誕生しました。

カツーラの名残として赤と黄色のコーヒーチェリーを実らせます。

 

Catuai is made hybridizing Mundo Novo and Caturra.

カツアイはムンド・ノーボとカツーラを交配して作られています。

 

以上、コーヒー豆を英語でご紹介しました。

 

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