毎年年末になると発表される「流行語大賞」。
芸能、文化、スポーツ、政治、社会などさまざまなジャンルから30語がノミネートされ、その中から有識者の審査員によって大賞が選出されます。
「あの流行語って英語でなんて言うんだろう??」
このように思ったことはありませんか?
ということで今回は、英語であの流行語はどのように言うのか調査しました!
同情するならカネをくれ
日本テレビ系列のホームドラマ「家なき子」で安達祐実演じる、主人公の相沢すずが放った有名なセリフです。
当時12歳の安達祐実の迫真の演技が話題となりました。
「同情するならカネをくれ」は英語で次のように言います。
If you feel sorry/bad for me, give me money !
もし私のことをかわいそうに思う(=同情する)なら、金をくれ!
「feel sorry/bad for 人」は「〜をかわいそうに思う」と言う意味の表現です。
また、「同情する」という意味の動詞である「pity」を使って、次のように言うこともできます。
Don’t pity me, give me money !
同情するな、金をくれ!
自分で自分をほめたい
1992年バルセロナ五輪銀メダル、96年アトランタ五輪銅メダルと日本女子陸上界初の連続メダルに輝いた、女子マラソン有森裕子選手がレース直後に言った言葉。
「自分で自分をほめたい」は英語で次のように言います。
I want to give myself a pat on the back.
自分で自分をほめたい
「give 人 a pat on the back」で「〜を褒める」という意味になります。
欧米では誰かをほめる時に相手の肩や腰をポンポンと叩いて「よくやった」と褒めます。
そのため、「〜に背中をポンポンとすることを与える」=「〜を褒める」という表現になります。
また、次のようにシンプルに表現することもできます。
I’m proud of myself.
自分自身のことを誇りに思います。
「be proud of 〜」で「〜を誇りに思います」と言う意味になります。
プライドの「pride」が形容詞になったものが「proud」です。似ていますよね。
チョー気持ちいい
競泳の北島康介選手がアテネ五輪男子平泳ぎ100mで優勝した際に言った印象的なコメント。
2004年の流行語大賞となりました。
「チョー気持ちいい」は英語で次のように言うことができます。
I feel so good !
とってもいい気持ちだ!
「feel good」で「気持ちよく感じる」と表現し、「とても」という意味の「so」で強調しています。
これは一般的な表現ですが、次のように俗世的な表現をすることもできます。
I feel mega good !
チョー気持ちいい!
「mega」はその気持ちが大きいことを表します。
パソコンやデータの容量などでよく使われる「MB(メガバイト)」の「mega」です。