日本のマンガやアニメは世界的に有名です。
マンガやアニメでよく使われる、独特な表現方法の一つに「効果音」があります。
効果音は、擬音語や擬態語がたくさん使われており、英語では擬音語や擬態語のことをオノマトペと呼ばれています。
しかし、マンガやアニメの独特な効果音は英語でどのように表現されているのでしょうか？
そこで今回は、マンガやアニメの効果音に使われている10個の英単語とその英単語を使った例文をご紹介します！！
1.「ゴゴゴゴゴゴ」
重いものが動いたり、扉が開いたりするとき使われるこの効果音。
英語では、「RMBL(ランブル）」と表現されます。
この「RMBL」は「RUMBLE」を省略して表現されています。
「rumble」とは、雷がゴロゴロと鳴る、お腹がグーグー鳴るなど、低い音が鳴る事を表す自動詞です。
2.「ドカッ」
格闘マンガや喧嘩マンガなどでよく出てくるこの「ドカッ」という効果音。
相手を殴るシーンなどでよく使われていますね。
この「ドカッ」という効果音、英語では「thunk（サンク）」と表現されています。
「thunk」とは、ズシンッやブスッといった鈍い音を表現するときによく使われます。
「with a thunk」で「ドカッという音を立てて」という意味になります。
3.「バキッ」
武器や棒、骨などが折れるときによく使われる効果音です。
「バキッ」は英語では、「crack（クラック）」と表現されます。
「crack」はモノが音を立てて割れる様を表した英単語です。
The branch cracked with a snap and broke off.
その枝はバキッと音を立てて折れた。
4.「バキューン」
「バキューン」は、銃弾などを打ったときの効果音としてよく使われています。
英語では、「beeow（ビュオーッ）」と表現されています。
「beeow」は銃弾や矢などが風を切って進んでいく様を表す英単語です。
The bullet whistled past me with a beeow.
銃弾がバキューンと言う音を立てて、耳をかすめた。
5.「シャキーン」
キャラクターの登場シーンや武器やアイテムの登場シーンでよく使われる「シャキーン」と言う効果音。
「シャキーン」は英語で、「clink（クリンク）」と表現します。
「clink」とは、金属やガラスなどがチリンと鳴るという意味の動詞です。
「clink」は不規則変化動詞で、clink-clank-clangと変化します。
6,「ガガガーン」
「ガーン」や「ガガガーン」はショックを表すときによく使われている効果音です。
英語では、「bummer（バマー）」と表されます。
日本語でいう「ヤバイ」という意味でもよく使われています。
Bummer, I totally forgot about homework.
ヤバイ、完全に宿題のことを忘れてた。
7.「どーん！」
キャラクターの登場シーンなどでよく使われる、効果音の中でも有名な効果音。
ワンピースなど冒険マンガや格闘漫画のキャラクターが登場するときに使われているイメージがあります。
この「どーん！」という効果音、英語では「Booｍ！（ブーム！）」と表現されます。
「どーーーーん！」は「Boooooom！」として “o” の数を変えることで強調の度合いを変えることができます。
8.「ピカッ」
宝石などのモノが光ったり、必殺技が使われるシーンなどでよく見かける効果音。
英語では、「flash（フラッシュ）」と表現されます。思ったよりも、単純ですね…
His eyes flashed with anger.
彼の目は怒りでギラッと光った。
9.「プシューッ」
炭酸飲料を開けたときなどの効果音としてよく使われる「プシューッ」という爽快感のある効果音です。
英語では、「fizzle（フィズル）」と表されます。
「fizzle」は自動詞で、「かすかにシューッという」という意味です。
The firecracker fizzled out but didn’t explode.
かんしゃく玉はシューッといったが、爆発しなかった。
10.「ニカッ」
キャラクターが笑うシーンでよく使われる効果音です。
英語では、「grin（グリン）」といいます。
「grin」は「歯を見せてニカッと笑う」という意味があります。
歯をむき出しにして笑うイメージですね。
He grinned with pleasure.
彼は嬉しさで口を開けて笑った。
以上、「マンガによく登場する効果音、英語でどういうの？」でした！
