先日、ラグビーW杯2019の準決勝。
イングランドが大会2連覇の優勝候補・ニュージーランドに勝利するなど面白い展開を見せる今回の大会。
ついに今週末、11月2日(土)には決勝戦が行われます。
今回は、ラグビーW杯決勝に出場するイングランドと南アフリカについて英語で分析していきます!
イングランドはどんなチーム?
「サクソンズ」の愛称で知られるイングランド代表。
英語では「Saxons」と言います。
これは、イングランドの基礎を築いた民族「アングロ・サクソン」が由来となっています。
また、白いジャージに赤いバラのエンブレムが特徴的で、「レッドローズ(Red Rose)」という愛称で呼ばれることもあります。
イングランドはキックに偏りすぎるとも言われる堅実な試合運びが特徴です。
・冷静な状況判断と激しいコンタクトプレーが持ち味、オーウェン・ファレル
・激しいタックル、スピーディーなランと高い身体能力を持つ、マロ・イトジェ
また、今回のイングランド代表を率いるのは全日本代表のヘッドコーチ、エディー・ジョーンズ。
前回の2015年大会では、日本が南アフリカを破るジャイアントキリングを実現しました。
赤いバラはイングランド代表のエンブレムです。
イングランド代表のこれまで
1991年大会では、オーストラリアに6-12で惜敗し、地元優勝は叶わず。
2003年大会では、そのオーストラリアを延長戦の末、20-17で破り、念願の初優勝を果たしました。
地元開催の2015年大会では、開催国として初のプール戦敗退を味わいました。
ラグビーW杯2015年大会、イングランドはプール戦で敗退しました。
イングランド代表の注目選手
冷静な状況判断でゲームを運び、激しいコンタクトプレーでチームを鼓舞するプレーメイカー、ファレル。
プレースキック時は、ゴールポストまでの軌道を、首を斜めに振りながら何度も見据える独特なルーティンで知られています。
ラグビーの母国は2度目の世界王座を獲得できるのか。
勝利のカギを握るのが、この注目選手・ファレルです。
ファレルには、ゴールポストまでの軌道を何度も見る独特なルーティンがあります。
南アフリカはどんなチーム?
「スプリングボクス」の愛称で知られる南アフリカ代表。
英語では、「Springboks」と言います。
これは、南アフリカを代表する動物・スプリングボクス(ガゼルのような動物)が由来となっています。
南アフリカの特徴は、そのフィジカルの強さ。
・正確なキックと冷静な判断力を持つ、ハンドレ・ポラード
・突破力とタックルが持ち味のドゥエイン・フェルミューレン
・世界最高峰のHOと評価される25歳、マルコム・マークス
タックルやコンタクトプレーでの「当たる」ではなく、「刺さる」プレーに注目です。
南アフリカは強靭なフィジカルが持ち味です。
南アフリカ代表のこれまで
南アフリカ代表はアパルトヘイト(人種差別)により、第2回の1991年大会までは出場することができませんでした。
アパルトヘイトが終わり、初出場の1995年大会ではW杯を自国で開催し初優勝を果たします。
また、2007年大会でも優勝を果たしています。
今回は2大会ぶりの決勝戦進出となります。
南アフリカはアパルトヘイトを理由に1991年までラグビーW杯に出場することができませんでした。
「participate in 〜」で「〜に参加する」、「because of 〜」で「〜を理由に、〜のために」という意味になります。
南アフリカ代表の注目選手
世界最高のHO・けた外れのパワーとスピード
25歳にして、すでに世界最高峰のHOの呼び声が高い、マルコム・マークス。
南アフリカ代表をするFW(フォワード)のひとりです。
スクラムでの強さはもちろんのこと、ボールキャリアは激しいのが持ち味です。
2017年には、南アフリカ最優秀選手、最優秀若手選手、南アフリカのスーパーラグビー最優秀選手の三冠を獲得しています。
マルコムは2017年に三冠を達成しました。
以上、ラグビーW杯2019の決勝戦2チームをご紹介しました!