ついに9/20(金)から、ラグビーW杯日本大会が始まりました。
全国各地でアツい試合が繰り広げられています。
日本代表も開幕3連勝と波に乗っています。
今回は、ラグビーW杯の歴史を英語とともに振り返っていきます!
ラグビーW杯について
ラグビーW杯は国際競技連盟ワールドラグビーが主催する大会です。
サッカーW杯はFIFA(国際サッカー連盟)が、ラグビーW杯はワールドラグビーが主催しているということになります。
第1回大会は1987年にニュージーランドで行われ、開催国ニュージーランドが優勝を納めました。
第1回の様子はこちらの動画から。
大会 | 開催年 | 主開催地 | 優勝国(決勝スコア) |
第1回 | 1987 | NZ・豪 | ○NZ 29-9 フランス |
第2回 | 1991 | イングランド | ○豪 12-6 イングランド |
第3回 | 1995 | 南ア | ○南ア 15-12 NZ |
第4回 | 1999 | ウェールズ | ○豪 35-12 フランス |
第5回 | 2003 | 豪 | ○イングランド 20-17 豪 |
第6回 | 2007 | フランス | ○南ア 15-6 イングランド |
第7回 | 2011 | NZ | ○NZ 8-7 フランス |
第8回 | 2015 | イングランド | ○NZ 34-17 豪 |
第9回 | 2019 | 日本 | – |
第10回 | 2023 | フランス | – |
第1回ラグビーW杯は開催国ニュージーランドが優勝しました。
ラグビーW杯は夏季オリンピック、FIFAサッカーW杯と並ぶ世界3大スポーツイベントと言われています。
大会テーマソングには「World In Union」が採用されています。
ラグビーW杯のはじまり
1983年、オーストラリアとニュージーランドの両協会がW杯の開催をワールドラグビーに提案しました。
一度却下されますが、両協会は再びワールドラグビーに提案。
ワールドラグビーに加盟している、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、フランス、イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの8つの国で投票が行われました。
最終的には、6対2で開催が決まり、オリンピックやサッカーW杯と被らないよう、1987年に行うことになりました。
オーストラリアとニュージーランドのラグビー協会W杯の開催をワールドラグビーに提案しました。
「propose」には「提案する」という意味があります。
また、「suggest」にも「提案する」という意味があります。
「propose」は積極的に提案する、「suggest」は控えめに提案するイメージがあります。
ラグビーW杯のしくみ
ラグビーW杯のしくみについて英語でご紹介します。
W杯は予選大会と本大会にわかれており、本大会に出場できるチームは20となっています。
(第3回大会までは16、第4回大会から20のチームが本大会に出場できるようになりました)
本大会は20のチームがA, B, C, Dという4つのプール(組み合わせ)に分けられます。
本大会には予選大会を免除されたシードが12チーム、予選大会を勝ち抜いた8チームが出場します。
前回大会で上位12チームになった国がシードとして出場することができます。
つまり、プールで上位3位になることができれば、次の大会にはシードとして出場です。
もし上位3位になることができたら、シードを獲得することができます。
そして、予選プールを勝ち抜いたそれぞれ上位2チーム(合計8チーム)決勝トーナメントに進出します。
組み合わせは各プールの1位と2位が対戦し、その後は準決勝、3位決定戦、決勝戦と進んでいきます。
ラグビーW杯の勝ち点のしくみ
ラグビーW杯の本大会のプール戦では、「勝ち点」というしくみがあります。
「勝ち点」は英語で「match point」です。
勝利で4ポイント、引き分けで2ポイント、敗戦で0ポイントが与えられます。
また、1試合のトライ数が4以上で1ポイント、7点差以内での敗戦で1ポイントが与えられるボーナスポイントがあります。
この合計ポイントでそれぞれのプール2位以上のチームが決勝トーナメントに進出することができます。
ラグビーW杯では、勝利すると4ポイント、引き分けで2ポイント、敗戦で0ポイントが与えられます。
以上、ラグビーW杯の歴史やしくみを英語を交えながらご紹介しました!