ついに9/20(金)から、ラグビーW杯日本大会が始まりました。
全国各地でアツい試合が繰り広げられています。
今回は、ラグビー各国代表の試合前や試合中の踊りやパフォーマンスについて英語でご紹介します!
試合前に踊られる「ウォークライ」
スポーツ全般、特にラグビーで試合前に気勢を上げるための踊りのことを「ウォークライ」と言います。
有名なウォークライとしては、ニュージーランド代表の「ハカ」があります。
このウォークライは、ニュージーランドやトンガ、フィジーなど、オセアニア地域の先住民族に基づいています。
彼らは、戦いの前に戦意高揚や相手を威嚇するために「ウォークライ(War Cry、戦いの叫び)」という踊りを行なっていました。
これがラグビー前に各国代表が踊ってパフォーマンスをする由来となっています。
ニュージーランド代表の「ハカ」
ラグビーに詳しくないけど、ニュージーランド代表の「ハカ」は知っている、という方も多いのではないでしょうか?
「ハカ」は英語で「Haka」と言います。
ニュージーランドの先住民族「マオリ族」のウォークライのことを「ハカ」と呼んでいます。
ニュージーランドでは、マオリの文化継承として小学校でハカを習います。
結婚式やお葬式などの冠婚葬祭のときにハカを踊ります。
ただ、ハカには種類がたくさんあり、ニュージーランド代表「オールブラックス」が踊るのは「カマテ」と「カパオパンゴ」の2種類です。
英語で、「カマテ」は「Ka Mate」、「カパオパンゴ」は「Kapa O Pango」と言います。
ニュージーランド代表のオールブラックスは「カマテ」と「カパオパンゴ」という2種類のウォークライがあります。
1905年に初めて「Ka Mate」が披露され、「Kapa O Pango」は2005年に新しく考案されました。
他にも、ニュージーランド国内のラグビーチームにはそれぞれのハカがあります。
気になる方はぜひ調べてみてください!
トンガ代表の「シピタウ」
トンガ代表のウォークライは「シピタウ」と呼ばれます。
英語では「Sipi Tau」です。
真っ赤なユニフォームに身を包んだ選手たちが拳を振り上げたり、フィールドに叩きつけたりします。
ちなみ、トンガ代表の愛称は「イカレ・タヒ」。
日本語で「海ワシ」と言う意味があります。
2015年のW杯イングランド大会では、ニュージランド代表オールブラックスの「ハカ」とトンガ代表イカレ・タヒの「シピタウ」がぶつかり合いました。
W杯2015イングランド大会では、「ハカ」と「シピタウ」が一緒に披露されました。
サモア代表の「シヴァタウ」
サモア代表のウォークライは「シヴァタウ」と呼ばれます。
英語では「Siva Tau」です。
他の国のウォークライと比べてリズミカルで早い動きが特徴。
サモア代表の愛称は「マヌ・サモア」。
英語では「Manu Samoa」、「サモアの獣」という意味になります。
サモアのウォークライ「シヴァタウ」はリズミカルです。
フィジー代表の「シビ」
フィジー代表のウォークライは「シビ」と呼ばれます。
英語で「シビ」は「Cibi」と言います。
「Cibi」は他の国のウォークライに比べて、踊る時間が短いのが特徴です。
選手たちは自分の顔の前で両手を繋ぎ、肘を立てて腰をおろします。
その姿勢で相手に向かって雄叫びをあげて進み、最後に全員でジャンプします。
シビでは、選手たちは両手をつなぎ、叫び、全員でジャンプします。
以上、ラグビー代表各国のウォークライを英語でご紹介しました!