アーコニック・ジャパン株式会社

当社は、100年以上にわたりアルミニウムおよびアルミナ製造のリーディングカンパニーである米国アルコア(現ハウメット・システムズ)社の日本におけるホイールビジネスを担当している。当社の社員は、グローバル人材としての活躍を期待されている。人事は、社員がその期待に応えて、キャリアを進展するための必要な道具としての実践英語力修得を支援している。

インタビューご回答者

水谷 千鶴様
人事マネジャー

当社勤続12年。2014年より人事を担当し2021年2月より現職。

コメント:
会社は、集合研修・Skype英会話・通信教育の受講機会を必要な社員に提供し、社員はこの機会を使って主体的に英語力を向上させ、その結果で会社からの支援に応える。キーアイのSkype英会話は、会社支援の中核と位置づけています。

キーアイ英会話との出会いは?
前人事マネージャーが個人的に使用していたことがあり、その勧めで当社にキーアイ英会話を導入しました。受講機会の柔軟性とマンツーマンでの費用対効果が高いプログラムと評価しております。
キーアイの英会話を法人として導入したいきさつ・理由は?
生産効率を極限まで追求する自動車関連の製造工場なので、就業時間中に従来のような英語レッスンを社内で提供できる環境にありません。24時間、365日いつでも、どこでもマンツーマンで英語堪能な海外の教師からレッスンを受けられるキーアイのプログラムは、当社ニーズに整合していました。
導入後の感想は?
2017年に受講者18名で開講し、現在は13名が日々英語学習に取り組んでいます。導入当初は、1対1で話すことが恥ずかしかったり、答え方が分からずにレッスン中に沈黙してしまうことを気にしてレッスンから遠ざかった社員もいましたが、回数を重ねるにつれ慣れていったようです。現在受講している社員はそれぞれの目標に向かって努力を続けており、業務で着実に英語を話したり書いたりできるようになっています。
利用する時間は決まっている?
就業時間中に受講することは困難なので、各自自宅で受講しています。当社では一部、フレックス・タイム制度を取っているので、プライベートの時間を使って、自己啓発に取組めるように環境を整えています。子育て世代は、家庭での時間にも制約もありますが、毎日の英語学習の大切さを伝えて、学習時間を工夫し、捻出し、努力することを勧めています。各自英語学習に集中できる時間を見つけて受講しています。
レッスンの受講頻度は?
個人差があります。平日に1レッスンずつコンスタントに受講する者や休日に複数レッスンをまとめて受講する者もいます。私の場合、休みの日にSMLEを1レッスンか2レッスン受講しています。
月ごとの受講回数は?
月あたり受講回数の目安を20回としていますが、ポイント使用率の高いレッスン受講者は月10回を目安にしています。毎月の受講回数を管理しており、受講回数の少ない社員へ声がけして継続的学習を支援しています。
各社員様のレッスンの仕方は?
TOEICテストのポイントを学習目標に設定し、6ヶ月ごとに受験して成果を把握するので、「TOEIC対策」を教材に選んだり、ビジネス英語やキーアイオリジナル教材のSMLEを選ぶ社員など様々です。また、教材のないフリーチャットを受講している社員もいます。自由に25分間会話するのは至難の業だと思います。私もその領域に到達するのをゴールにしたいです。
各社員様の先生の選び方は?
受講者ページにある、多様な情報から色々な先生のレッスンを受けています。各自相性のよい先生を探して受講していると思います。
各社員様の英語との付き合い方は?
受講メンバーは、全員が業務で英語を使ってコミュニケーションする機会があります。一部メンバーは、まだ学習途上なので他者のサポートや翻訳・通訳を必要としていますが、将来的にはメンバー全員が直接対話できる環境に移行します。そのための会社支援なので、有効に活用して各自の人材価値を高めて欲しいと伝えています。人材価値が高まれば各自が自由に社内外でキャリアを描けるし、当社も他社以上にその能力を高く買います。 英語で業務・組織を管理できる能力が当社では管理職の必要要件です、そのレベルに到達するために努力する社員は会社が全面支援し、その努力と成果を高く評価します。
業務上で使用する英語の語彙や表現を、レッスン中に講師に質問したり見てもらうことはありますか?
各自の受講情況を詳しくは把握していませんが、目的がビジネス遂行のための実践英語力の修得なので、趣旨を把握しているメンバーは、講師に適時助言を依頼していると思います。
レッスンを受講している社員様の英語力の変化は?(効果はあったか?)
計画的に日々英語学習に取り組んでいるので個人差はありますが成果はあがっています。そのための情報と道具は提供しています。通信教育で語彙や文法等の各自の英語弱点を補強し、Skype英会話(キーアイ・プログラム)で対話力を補強していきます。キーアイのプログラムは、当社の英語対話力強化の中核を担います。
レッスンで上達や成長を実感している英語力を、仕事上で主にどのような場・形で発揮出来ている?
メンバー全員が参加機会を持つ英語での対話の機会を通じて、理解できる話題や範囲が拡大し、その結果発言できる機会や量が増えることで実践力の向上を意識できます。米国本社からリーダーが来訪した際に、管理者たちが前回よりも英語を話せるようになったと誉めてもらえたのは嬉しかったです。将来的には参加メンバーから今後海外の職責やプロジェクトへのチャレンジャーが現れることを人事は期待しています。
後の見込み受講者数は?(いつまでに何名の社員様の受講達成を目指すなど)
1年に2人程度参加者が増えていくことを期待しています。継続的学習をいかに自分の生活に取り入れルーティン化できるか、決して途中で止めないことが英語上達の鍵だと信じています。今後も一人でも多くの社員がキーアイを利用して英語力を伸ばせるように支援していきます。
各社員様の英会話レッスンの目標・ゴールは?
それぞれ英語目標は様々です。海外の担当者と直接メールや電話で会話ができるようになること、上司が外国人なので説得力を持って言いたいことを伝えられるようになること、英語力を身に付けて業務の範囲を広げたい、管理職なのでどうしても英語力を付けなければならないなど各自の目標に向かって努力しています。